□ 3 □
【あるへたれせめのいちにち】
といれでとなりにならんだともだちにおまえのてぃんぽでかいといわれる
↓
ともだちとくらべる ほんとにでかい
ぐたいてきにいうとそうめんさんわぶん
ぼっきしたらよんわぶんだ
↓
うぉしゅれっとであらったあと ゆびでひっぱってあなるひろげる
↓
ものすごいたい ねぎいっぽんぶんでぎぶあっぷ
↓
きのうこれをつっこませてくれたうけさんをおもいだす
↓
うけさんありがとう だいすき
といれでかはんしんまっぱになっているあるへたれせめのほうかご
□ 4 □
【あるおれさまうけのいちにち】
かぜひいてねこんだおとなせめのみまいにいく
↓
おとなせめこうねつなのにぜんぜんだいじょうぶとかいう
うそつくなばかとおこるおれさまうけ
↓
ごめんとあやまるおとなせめ
あやまるなばかとさらにおこるおれさまうけ
↓
みてないところならいじはらない
だからはやくおとなせめがねますようにおもってるおれさまうけのゆうぐれ
□ 26 □
【あるじょうおううけのいちにち】
あさからへたれせめがうざいべたべたしてくるからけってやった
↓
あさめしくってたらおいしいかってきかれたうざい
↓
まあまあだっていったのになんでそんなうれしそうなかおするんだよ
↓
むかつくからてーぶるのしたであしふんだざまみろ
↓
げんかんでてをぶんぶんふってまたきてねといわれた
↓
もうにどとこないっていってんのにへらへらしやがる
↓
かんにさわったからくつべらをなげつけてへやをでた
↓
いつもつめたくしてるのにどうしてへたれせめはいつもわらってるんだろう
↓
どきどきするのはあるくすぴーどをあげたからだぜったいそうだ
そうおもいこみたいじょうおううけのいちにち
□ 41 □
【あるせわやきうけのいちにち】
きょうもへたれせめが うけさんうけさんとまとわりついてくる うざい
↓
いっぽうてきにはなしかけてくるへたれせめ すべてなまへんじでやりすごす
↓
それでもまとわりついてくるへたれせめ うざすぎる
こころのなかで ねんちゃくちゅうuzeeeee とさけぶ
↓
うけさんうけさん
↓
うけさんうけさん
↓
うけさんうけさ
↓
あっ
↓
へたれせめ ぜんぽうふちゅういでこけた りょうあなからはなぢぜんかい
しかとしてさきにいくおれ せなかにしせん
↓
……
↓
わかった わかったから そんなめでみつめるな くぅーちゃんか おまえは
↓
はんかちかしてやって とりあえずはなぢふいてやる
↓
すいません せんたくしてかえします とへたれせめ
いいよ やるよ といったらはなぢたらしたまんま ちょうえがお
↓
とりあえず はなぢとまるまでいっしょにいてやるおれ うれしそうなへたれせめ
こいつ なにもかもけいさんでやってたら どうしよう
↓
もしかしたらまんまとさくりゃくにはまってるかもしれないと せんりつする あるせわやきうけのいちにち
□ 47 □
【あるへたれせめのばれんたいんでーのいちにち】
にちゃんねるでいいことをしった
↓
さっそくうけさんのばいとさきのこんびににいく
↓
ちょこれーとをひとつもってれじのうけさんにわたす
なんだよこいつさびしいやつとでもいいたげなかおをされるがきにしない
↓
おかねをはらったあと ちょこをわざとわすれてみせをでる
↓
そとでうけさんがちょこをもっておいかけてくるのをまつ
↓
そっともどってみせをのぞくと れじよこにわすれものとかいておいてあった
↓
うまくはいかないものだ
しょうがないからけいたいでかくしどりしてかえる あるへたれせめのいちにち
□ 58 □
【あるしょせいうけのいちにち】
くがくせいせめと げしゅくに かえる
↓
つきあいはじめて もうはんとし
↓
おなじへやで ねてるのに
いまだにてをだしてこない くがくせいせめ
↓
なんてやつだ かいしょうなしめ
↓
おれはおもわず こうさけんだ
↓
うけ「にくたいてきに こうじょうしんのないせめは うけだ」
↓
せめ「…え？」
↓
うけ「にくたいてきに こうじょうしんのないせめなんか うけだ」
↓
刹那、苦学生攻が居直り強盗の如く私には感ぜられた
↓
せめ「…そうだ うけだ」
↓
せめ「おれはうけだ！」
↓
うっかり せめをうけにめざめさせてしまった
あるしょせいうけの せつないゆうぐれ
□ 204 □
【ひとりぐらしをはじめたばかりのあるうけのいちにち】
きょうはしごとがやすみ
ひさしぶりにへやのそうじやせんたくをしよう
↓
むちゅうでがんばってひとだんらく
すっきりしたら きゅうにおなかがすいてきた
↓
ひとりでごはんはさみしい
だれかいないかな
↓
おなかすきました って せんぱいにでんわしてみる
↓
でもきょうにかぎってだれもつかまらない
じゃあこうはいにでんわしてみる
↓
やっぱりだれもつかまらない
↓
わがまませめにでんわしてみよう
どうせことわられるだろうけれど
↓
よびだしおんのあとの めんどくさそうなこえ
やっぱりみこみなしかな
↓
え うちでたべたいって
じゃあわがまませめのたべたいもの いまからつくろう
↓
わがまませめをまちながら ちょっぴりしあわせな
ひとりぐらしをはじめたばかりのあるうけのいちにち
□ 213-214 □
【ある てんさいげかいうけのいちにち】
とりまきの へたれせめ（おおがたけんふうみ）が あいろんをかけた はくいをきる。
やはり おれには しろが よくにあう。
↓
そうかいしんの じかん。
ほんとは みんなでいくの はずかしいけど いえない。
↓
ごごいちばんで こうしんじょに でんわ。
ないかい もと じょきょうじゅせめの せいかつが きになる。
↓
ひっこしするらしい。
よし、とうじつ てつだいにいこうとうきうき。
↓
へたれせめが あしたの はくいに あいろんかけながら それはすとーかーです という。
すとーかー？はん、なんだねそれは？
はなでわらうと かなしいかお。こいつ、しんそこへたれ。
↓
にちようび たくしーで ないかいせめの いえに のりつけ。
ひさしぶりの さいかいに かんきまわって がんせんたーにこいよ！と ぷろぽーず。
↓
あっさり ことわれる。
なんでだ、なんで おまえ いつもそうなんだ。
あれだけ したしげに なあなあ いってきたじゃないか！
↓
くやしいので 「おまえは かならず なきついてくる！」と すてぜりふ。
ほんとに なきたいのは こっちのほうだ。
↓
はしると むねがくるしくて せきこんだ。
「だいじょうぶですか。せんせい。」
↓
かってに ついてきてた へたれせめが かけよった。
どこに いたんだよ。おまえこそ すとーかーだよとなじる。
「すいません、すいません。もうかえりましょう、せんせい。」
もんくをいうのに あきたから おんぶしてもらって かえることにした。
↓
こいつ へたれだけど いぬみたいで べんり。
きみも がんせんたーの めんばーに いれてやってもいいぞと いったら うれしそうにわらう。
「おれは せんせいと いっしょなら どこでもいいです。」
↓
へたれいぬのくせに なまいきだ。
でも おおきなせなかは きもちいいから おんぶされたままで おうちにかえる。
そんな あるてんさいげかいうけの ゆうぐれ。
□ 480 □
【あるいじっぱりうけのゆうげ】
きょうのゆうしょくは たいのあらにだ
きゅうにたべたくなって へたれせめに 「つくっとけ」とめーるした
↓
やっぱり へたれせめがつくる りょうりはうまい
おれごのみの ぜっぴんのあじつけだ
でも そんなこと ひとこともいってやらない
いいたくてもいえない
あれ？なんだよ これ
↓
おれのぶんだと とりわけられた あらに
おかしらぶぶんが ふたつもある
おい おまえもおかしらすきだろ とくにめだま
↓
なに にこにこ わらってるんだよ。
いじっぱりうけさんがすきだからどうぞって なんだよそれは
おまえも すきなくせに なんでおれにくれるんだよ
↓
おれは じぶんのこうぶつを おまえにわけてやることはしないぞ
おまえは ほんとうにおひとよしだな
↓
ふたりぶんのおかしらを えんりょなく ぜんぶたべながら
おいしいとおもっても なにもいえないのが ちょっとだけくやしい
でも へたれせめは それでもすごくうれしそうだ
↓
あしたのあさごはんは ひさしぶりに おれがつくってやるかと
こっそりこころにきめた いじっぱりうけ
いちばんのごちそうは へたれせめのえがお
【ある○○のいちにち】in 801 since 2004/5/15