あるおさななじみ・ともだち の いちにち 3

home page
54 58,59

□ 54 □
【ばれんたいんでーをすごす あるせいねんのいちにち】

せけんでは、きょうは だいじなひとに
おもいをつげるひ らしいが、ぼくにはかかわりがない。
きょうは ともだちと のみかいをするやくそくをしている。
よるがくるのがまちどおしい。

いえにかえったところで、ともだちからのめーるがはいる。
ごめん。しごとがながびく。いえでまっていてくれとのこと。

あーあ。でもしかたないか。
ともだちのしごとさきは ひゃっかてんだ。
しょくひんうりばから おうえんようせいでも
あったのかな。

やくそくのじかんからいちじかんご、
いきをきらせて ともだちが かえってきた。
すまん、とあたまをさげてから ともだちは、
おみやげがあるんだと かばんをあけた。
そのなかには、やまもりのちょこれーと。
やはり、ともだちは ちょこうりばにかりださており、
あとで うれのこりをもらった、とのこと。

これをつまみにさけでものもうですって?
からだにむちゃくちゃ わるそうですね。
ぐらすとさけをだし、さかなをならべ、
だんしょうのうちにじかんはすぎていく。

ともだちが ちょこのなかにしのばせた
じぶんあての ちょこれーとのそんざいにきづかない、
すこしにぶいかもしれない あるせいねんのよる。

□ 58 □
【あるせいねんの じゅなんのいちにち】

ぼくとあいつはしんゆうどうし。
くろいめが ちてきでいんしょうてきなかれには、ある あくへきがある。
はずかしがりなくせに、なんでさけがはいるとだれにでも きすするんだよ。
あいつとはまちがってもさけをのまないように、だからぼくはきをつけていた。
なのに…

たすけてくれ、ってさけんだのにむししやがって。
がんばってぼくは ゆうじょうだっておもいこんで、このおもいを ふういんしようとしたんだよ?
すきだってきづいてしまったら、いつものように、もういっしょになんかいられないから。

きすなんてきらいだと こころでなみだをながす、あるせいねんのよふけ。

------------------------------------------------------------------

□ 59 □
【あるせいねんの けついのいちにち】

おれとあいつは しんゆうどうし。だけれども、こんかいはようしゃしなかった。
れいのけいかくを、とうとうじっこうした。
はじめからそのつもりだった。ぜったいにやぶらないとやくそくさせて、
あいつをにげられないようにした。そして…

いいかげんあいつがじぶんのきもちにきづいてくれないと、
しぬまでこのままなんて、ぜったいにたえきれないからね。

てうらないをこのまえしてもらったら、いまのままだと おもいびとと りべつするよといわれた。
いやだ。とこころがさけんだ。せっかくりょうおもいなのにと こころがもえあがった。
るると つづいてきたこのおもいを、ぜったいにきらせはしないとこころにきめた。

よがふけたら じぶんのおもいをつげにいこうとおもっている、あるよったせいねんのいちにちのおわり。

top  home page

【ある○○のいちにち】in 801 since 2004/5/15