□ 2 □
【あるりーまんのいちにち】
あさおきてれいぞうこあける
↓
いっこだけのこってたやくるとがない
↓
きのうとまったどうりょうのしわざ
ばか かってにのむなとおれおこる
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どうりょうなまえかいてなかったじゃんとはんせいのいろなし
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ことしさんじゅうのおとこふたり やくるとでおおげんか
↓
どうりょうあやまらないからあさからくちきいてない
↓
あやまるまでゆるさないけどあいつようにかったびーるをひとりでのむのはさみしいなとおもうあるりーまんのひるさがり
□ 15 □
【あるおやじうけのいちにち】
まんいんでんしゃに のって しゅっしゃ
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いつも ぱそこんをおしえてくれる えりーとせめが やすみで ちょっと がっかり
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ひとりで でんげんを きれるようになったし だいじょうぶだろうと らっかんしする おやじうけ
↓
しごと まあまあ じゅんちょうに しゅうりょう
さあ きょうの ぎょうむにっしを ぱそこんで かくぞ
↓
ひとさしゆびしか つかえないけど なんとか かんせい
あとは えりーとせめの つくってくれた めもを みながら ほぞんだ
↓
・・・この えむおー というのは どれだったかな
えふでーとはちがうのかな
↓
ほかのぶかに きくのは ちょっと はずかしいから えりーとせめに でんわ
↓
「どっちも しかくだけど うすっぺらい ほうが えふでぃー ですよ」
なるほど しーでーはまるいから わかるんだけどな といいわけする おやじうけ
↓
「ちょうど ちかくまできてるんで おれ いまから いきましょうか」
ええっ いいのかい?
↓
どきどきしながら ざんぎょうしてる あるおやじうけの いちにちの おわり
□ 34 □
【あるえいぎょうさらりーまんせめのいちにち】
きょうは とりひきとののみかい あこがれのじょうしうけといっしょ
↓
あこがれのじょうしうけ さけがよわい でもしごとだから さかずきはことわれない
さりげなく とりひきさきのおやじがついでくる さけをふぉろー やるじゃん、おれ
↓
にじかい さんじかい ながれて きがついたらしゅうでんない
とりひきさきは たくしーでかえった
↓
これからどうしましょうか?
あらら このひとねちゃってるよ
↓
おんぶして おれのへやへおもちかえり
いちじかんあるったけど きにならない
↓
そふぁーにねかす すやすやねむる じょうしうけ すげーかわいい
↓
くっちゃおうかな でも きもちよさそうにねむってるから そっとしておく
ないしょで ちゅーして おやすみなさい
これで あしたもがんばれるとおもう あるえいぎょうさらりーまんせめのいちにち
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□ 39 □
【あるえいぎょーさらりーまんうけのいちにち】
あさ おきたらしらないへや そふぁーのうえ どうしちゃったんだ、おれ
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おはようございます と となりのへやから ぶかせめがでてきた
しまった、おれ きのう のみかいのとちゅうで ねむっちゃったんだ
かすかに おんぶしてもらったようなきが
↓
わるい めいわくかけたな
あたまをさげると ぶかせめ そんなことありませんとわらう
どきっ と する あれ?なんでだ?
↓
きっと りょうしんのかしゃく ってやつだ ぶかせめにめいわくかけたから
おわびに きょうのひるめし おごるっていったら
ぶかせめ また にこにことわらう
↓
また どきっ と する びょうきか?おれ
↓
とりあえず ふたりで しゅっきん いっしょにあさまっく
ぶかせめが おれのすきなおれんじじゅーすをよけいにかってくれる
っていうか おれ おれんじじゅーすすきだって いったことないよな?
↓
わかんないことだらけ でもなんか ふわふわ しあわせ
ぶかせめ まだにこにこしてる
こいつ しんせつだけど へんなやつだよなーとおもう じょうしうけのいちにち
□ 54 □
【あるさらりーまんせめのいちにち】
きょうも さーびすざんぎょう
さらりーまんうけのしごと さきにおわった
↓
のろのろかえるじゅんびの さらりーまんうけ
あたたかそうなまふらーまいた あんなのもってたかあいつ
↓
「それいいな いつかったんだ」
こえかけると さらりーまんうけのかお ちょっとくもった
↓
「むかしのかのじょのてあみ」
やべっ
↓
「いいんじゃねえの だいじにしろよ」
おれかなりせいいっぱい
すげーひっし いいともだちのおれ
↓
さらりーまんうけ わらってかえる
さみしそう すごくさみしそう
めめしくてなさけないさらりーまんうけ
そいつがすきなおれ きっとばか
↓
きゅうけいじょのそふぁーでいっぷく
だれもいないからねころんじまおう
はんばいきのあかりがじゃまだとおもう あるさらりーまんせめのしんやいちじ
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□ 77 □
【あるさらりーまんうけのいちにち】
かちょうにむりいって はやめにあがらせてもらった
きょうは むかしのなかまと のみかい
わかれたかのじょも くる
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「かれし できた?」
なにげなく よゆうなかんじで きいてみるおれ
「……うん」
そーだよなそりゃそーだなにきいてんだよおれのばかばかばk
↓
むりしてばかやって のみまくり
おれも かのじょも みんなとはしゃいで
けどやっぱ おれ なきそう
↓
けーたいにちゃくしん
「さらりーまんせめ」
しごと だいぶたのんできたから
なんかあったかな?
↓
「わかんねーんだけど ちゃんとひきつぎしろよ」
ちょっと おこられた
でも「じゃましてごめんな」って
すぐきれた
↓
あいつのこえきいて なんかわかんないけど ほっとして
このまま あいつのてつだいに かえろっかなんて
そんなことおもいながら いざかやのといれでへたってた
あるさらりーまんうけのいちにち
□ 94-95 □
【あるさらりーまんせめのいちにち】
しごとおわり さらりーまんうけと らーめんやにいく
↓
いっかげつまえに さらりーまんうけは いどうして
きょうあいてる?なんて ひさびさにれんらくがあり
まあとりあえず めしでもくうかってなかんじ
↓
「いどうして どんなかんじ」
「べつにかわんね やってることけっきょくおなじだって」
おれはすげえ さみしいんだけど
とか そんなことはまちがってもいわないよう きをつけてらーめんすする
↓
「おれ おまえのことすきだったんだけどなー」
↓
ぶほっ
はなにらーめん(しちみおおめ)
↓
「なんかべつにへんないみじゃねえんだけどおちつくってかさー
それってへんないみか? でもそーいうんでもないんだけどもなー」
なんかいってるけど おれ それどころじゃねーんだって
はなにらーめん いたいいたいいたい
↓
「なにやってんのおまえ なみだめになってる」
なみだもはなみずも でっぱなし わるかったな
わらってんじゃねー おまえのめんまくうぞ
↓
のーてんきなさらりーまんうけ
おまえのその「すき」のひとこと ぜったいおもいしらせてやる
ふくしゅうのほのおにもえる あるさらりーまんせめのいちにち
(でもしんぞうばくばくでしにそう)
□ 127 □
【ある さらりーまんの いちにち】
あさ おきたらべっどでひとり すこしさびしい
さびしさをひきずりながら きがえる
あさごはんは しょくよくなくて たべなかった
こうしてはじまった ひさびさの きゅうじつ
↓
ひるまえ かいしゃで なかのいい せんぱいからでんわがあった
ひるめしを くいにいこうと さそわれた
ようじはそれだけだと いった
せんぱい ひまだな
おれ さそうより もっと だれかいるだろ
↓
せんぱいとまちあわせのばしょに とうちゃく
「かおいろわるいぞ」
と せんぱいがおれのかおをみて しんぱいそうにいった
「しょくよく ないんです。 あさごはんもたべなかった」
おれ そうこたえる
「のみものだけでも はらにいれとけ」
せんぱいが そういってくれた
「だいじょうぶです せんぱいのかおみたら しょくよくでてきた」
おれ わらって じょうだんめかしていった
「そうか」
せんぱい みたこともないひょうじょうで わらう
おれ へんなこと いったか?
↓
くびをかしげながら せんぱいといっしょに みせにはいる
ちょっとだけ にぶい さらりーまんの いちにち
□ 502 □
【あるさらりーまんと だいがくせいせめのよる】
こんなじかんに ちゃいむ いったい だれだ?うるさい れんぞくでならすな きこえてる
↓
ごめんなさいおれがわるかったです いんたーほんのむこうでわめくこえ
じぶんがわるかっただからゆるして そんなこえに ききおぼえは ない…
↓
てゆーか こいつもしかして となりのいえへよくあそびにきてた だいがくせいせめ?へやまちがえてる?
ん…?きゅうにしずかになったな、なんだ?とおもって みみをすませる
↓
みっともなく しゃくりあげるこえと はなをすするおとがきこえる
↓
ないてるのか あいつ けっこういいおとこだったとおもったけど あんなやつでも なくんだ
さては、となりのいえと かんちがいしているのは よっぱらってるせいか?
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いいけどな おまえ ちゃんとひょうさつくらいみろ
ねむいがとなりのへやにすむ りーまんうけとだいがくせいせめのけんかがうらやましい のんけりーまんのあるよる
■ 130-131… ■
どくりつしています。
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ある こわもてさらりーまん の いちにち
【ある○○のいちにち】in 801 since 2004/5/15